ねことアロマとクリスタル

京都の隠れ家アロマサロン エトワールのセラピストchacoの徒然日記

宮津祭り

毎年5月13日〜15日は宮津祭りが行われます。

今年は久しぶりに15日のみ見ることができました。

 

江戸時代から続くお祭りです。

実家にいる頃は当たり前のようにあって、

歴史とかそこまで興味なかったけど、

大人になった今ちょっと知りたくなってきました。

 

実家を出てから宮津祭りを見に帰ったのはこれで2回目。

1度目は両親が仕事をリタイヤして一緒に見れる時間ができたのと、
私のお休みがうまく重なった時だった。

 

母は病気でしんどかっただろうに私に付き合って
山の上にある神社まで一緒に登ってくれた。
当時は雨で、しっかりと見れなくて残念だったけど、母と行けたことが嬉しかった。

 

私の住んでいた地域は祭りの儀式の中で踊るように太鼓を打つ『浮太鼓』を
400年ほど前から厳しく伝承されてきた地域で、太鼓を叩けるのは男子のみ。

 

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一軒づつ順番に止まって、太鼓を叩いて巡行します。

 うちの家の前は前日に終わったみたいで見れなくて残念〜。

また来年帰ってこいよってことかな。

 

笛の音と太鼓を叩くリズム、小さい子から大人までが一緒に盛り上げていきます。

 

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実家の目の前の公園は御旅所になるのでめっちゃ賑やかです。

昔はおばあちゃんが小さなスーパーをしていたので、

祭りに参加する皆さんに軽食やお酒なんかも振舞ってました。

 

大人は飲みながら打つので、

実際はみんな終わる頃にはヘトヘトになってます。

 

かつて私のおじいちゃんは太鼓に合わせて打つ小太鼓の師匠でした。
打つ姿がかっこいいんだけど、いつも酒臭かったのが嫌だったな〜。

 

兄二人はもちろん、太鼓を叩く側だったから遊んでもらえず、

おばあちゃんは振る舞うので忙しいし、
私は一人で太鼓の後ろを眠くなるまで着いて回ったものだった。

 

今は長男がおじいちゃんを継いで師匠となりました。

 

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夕方になると神楽の舞。子供達も感心するくらい頑張ってます。

 

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暗くなって提灯がつき始めます

 

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神輿が『よっさー』の掛け声とともに行ったり来たり、走ります。

これを何十回と繰り返して。。

 

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太鼓も後を囃し立てます

 

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山王宮に向かって神楽、神輿、太鼓の順に登っていきます

あれだけ走った後に山を登るってめちゃ大変!

 

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笛と太鼓で追いかけます

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よっさーよっさー!

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神輿が到着すると、電気が全て消されて、真っ暗闇に。

 

わ〜〜〜っと拍手をして神様をお見送り。

ここからは写真とってはいけません。

 

 

これで祭りは終了〜。

本当は巫女さんの舞とか、もっとおじいが打つ渋い太鼓ももあるのだけど、

また来年〜、楽しみにしたいと思います♪

(実はハンディカムを充電して持ってくるの忘れたという結末)

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ひっそりと提灯の明かりがまたいいです。

 

今回久しぶりに帰って、ゆっくりと祭りを感じて、見て、
当時のことも思い出したし、なんだかおセンチになりました。

 

この歳になって、やっと
祭りの本当の意味とか、
大人の大変さとか、
うけついでいく責任とか、
本当に素晴らしいところで育ったのだなと感じます。

 

大人も子供も生き生きしていて、
祭りに誇りを持って頑張ってる感じ。。

 

忘れられた日本人の姿。。みたいな。

やっぱり元々田舎もんの私は、そういう繋がりが好きなんだなと感じました。

長男は実家で地域と繋がってくれて、頑張って貢献してくれています。

 そんな兄ももう50歳。

でも、独身〜。

 

 気になる人はいるのだけれど、まぁ色々事情もありつつ、

どうなるのか見守ってるところです。

 

父にも会いに行ってきて、

いつも通り父のそばに座ってお話ししてると、

『美香ちゃん?』と声をかけられて

一瞬誰かわからなかったのだけど、小さい頃よく遊んでた

一個上のMちゃんで。。。

施設のスタッフとして最近働き出したそうで、

私の話もよく父にしてくれているそうで、優しくしてもらっていて嬉しくなりました。
こんな風に近くにお知り合いがいてくれると本当に安心します。

 

所内では
氷川きよしの『やだねったらやだね〜♪」の曲がかかっていて

父と話しててもそのパートになると突然歌い出します。

 

他の入所者さんたちも、みんなそのパートになると歌い出したり、

踊ったりと、なんか可愛くてほっこり。

 

音楽って、脳を刺激してるんだなぁって改めて思う瞬間でした。

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いえーい♪

 お父ちゃん、ご機嫌さんでよかった。

 

今度は父の誕生日にご飯食べに行こうというと、
寿司が食べたいそうです。


歯がないからね〜、ちっちゃく切ってミニチュア寿司作ってあげよかな?

父の母であるおばあちゃんも98歳まで生きて、

歯茎でなんでも食べてたからなぁ〜。

 

美味しいものは何がなんでも食べられる家系かもしれません(^^)

 

 そうそう、お祭りの日にアロマのMほちゃんも

天橋立にいるよ〜とメールくれてびっくり。

私が帰省してるのも知らなかったから、本当に偶然だね〜って話してました。

 

海と風にも癒されてくれて、良かったね〜⭐︎またきてね〜⭐︎

 

なんだか一泊だったけど、たくさん感じて、リフレッシュできた濃いお休みでした⭐︎

 

素敵なお祭りがずっと続きますように。。

 

最後に太鼓の様子をどうぞ♪