ねことアロマとクリスタル

京都の隠れ家アロマサロン エトワールのセラピストchacoの徒然日記

リリィさんありがとう〜

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8月19日早朝

リリィさんが虹の橋を渡っていきました。

最後は夫婦で手を握ってあげて、いっぱい撫でてあげて、見守りながら見送らせてくれました。

 

約17年、私たちにとっては精神的に辛い時期もあった中、

ずっとそばにいてくれて、心の支えになってくれました。

 

しばらくは。。何を見ても涙が溢れていたけど、

夫婦共々少しづつ心が落ち着きを取り戻してきています。

 

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ここからはリリィヒストリーで少し長くなりますが、

書いていきたいと思います。

 

2005年 10月5日生まれ

2ヶ月後の12月5日に私たちの元に来てくれました。

 

当時はペットショップでの出会いでした。

小さくてふわふわで、時々足をぐーんと伸ばすような仕草が可愛くて。。

 

一度帰ったけど、やっぱりあの子と暮らしたい!と思ってもう一度引き返して

 

いなかったらもう諦めようと思ったけど、ちゃんと待っててくれて、、

 

実は、当時旦那さんはマックスの猫アレルギー。

悩みつつも、

しばらく抱っこしてもらって、くしゃみや痒みが出なかったので

お迎えすることになりました。

 

それから17年、、

ひどい猫アレルギーのような症状は出ることはなくて当時は不思議でした。

 

後に同じように猫アレルギーのアロマの先生がいらして、お話を伺うと

少しづつ触れ合っていくたびに抗体ができたのか、全くアレルギーが出なくなって、お薬も必要なくなって、今ではお腹に顔を埋められるようになられたとか。。

 

旦那さんはお知り合いの日本猫さんはすごいくしゃみで大変だったけど、

リリィさんは洋ネコさんだからかな?とも思っていました。

 

でも一番はやっぱり

愛の力。。かなぁ。

人や動物、物であっても、愛していたら平気になる。。って本当にありますからね❤︎

 

話は戻って。。

来てれてすぐに、ショップで伸びをよくしていたのが可愛いと思ったけど、

うちに来てからもしょっちゅう同じように伸びをするのが気になって、

動物病院で診ていただいたら、

スコティッシュ特有の先天性の骨瘤からの炎症が出ていることがわかりました。

 

当時、スコティッシュの病気の可能性のことは全く知らなくて

病院で初めて教えていただきました。

このまま進行すると内臓まで骨のように石灰化して固くなってしまう子もいると聞いて。。

 

元々、スコティッシュの耳折れは突然変異の奇形でできたもので、

ブリーディングを慎重にしないと悲しい子が生まれてしまう可能性がある品種なのです。

本来は耳折れ同士は危険で、ほぼ高い確率で発症してしまいます。

 

足腰のしっかりしたアメリカンショーとヘアとかブリティッシュショートヘアとかと合わせるか。。でもそうするとスコティッシュでは無くなっちゃいますから。

 

最近のブリーダーさんを見ていると耳折れと立ち耳の子と合わせておられて、病気の発症をできるだけ出ないようにされているようです。

 

ヨーロッパではスコの繁殖は禁止されている国もあります。

 

悲しいかな、耳折れの子が可愛いからと危険な繁殖をするブリーダーもあって。。

まさか、、と思いましたが当時リリィもそのようにして生まれてきた子でした。

 

当時は本当に悲しくて、、人間の都合で痛い思いをしてしまうことが辛くて、可哀想で、

いっぱいごめんなさいを言って抱きしめました。

ショップに電話して、事実確認をして、涙涙で訴えました。

担当のお姉さんも知らなかったとおっしゃって。。本当かはわからないけど、、

二人で一緒に泣きました。

 

病院の先生は、今後お世話が本当に大変になるかもしれないから、私の名前を出してもらっていいから新しい子に変えてもらってくださいと言われました。

その時は先生冷たいなって思ってしまったけど、そうではなくて、

飼い主の覚悟を見てくださったのだと思います。。

私が面倒を見るって決めたら、色々と調べてくださいました。。

 

ショップからは一生面倒を見てくださるなら、そのまま引き取ってくださって良いですと

お代金も全て返してくださいました。

 

あの時は私自身も不安だったけど、

でも何より可愛くて可愛くて仕方なくて、、

毎日抱っこして、足と背骨を、とにかく「痛いの飛んでけー』って

いっぱい愛を込めてヒーリングしました。

 

それに応えてくれるように、1年くらいで足の痛みも無くなったようで引きずらなくなって、走ったりできるようになってくれました。

相変わらず足を触られるのは嫌がっていたけど、爪切りもさせてくれて、

問題なく生活できるようになりました。

 

あれから17年、、当たり前のようにそばにいてくれて、、

いなくなって初めてその存在の大きさに気付かされました。

 

写真や動画もいっぱいあるけど、

今はまだ見ると泣けてしまうから、もう少し後にしています。

 

 

リリィを知ってくださっている方には

お話しして、自分の時のお話を聞かせてくださったり、

たくさん寄り添ってくださって、励ましてくださって。。

本当にありがたかったです。。

 

10月6日が49日にあたる日で、

ペット霊園さんに納骨させていただきました。

雨の予報だったけど、、曇りに留まってくれて、無事に終わりました。

 

この日にまたリリィからのメッセージと感じる出来事があって。。

 

その話はまた次にします〜。