おそうめんのお出汁がなくて、買い出しに行く途中〜
ちょうどいい感じの夕暮れ時
海風と沈む夕日に照らされて、オーラ調整中〜。
次の日は兄もお休みを取ってくれていて
兄はお疲れ様で朝からビール。(まぁ休みはいつものこと汗)
朝マックを買いに行くつもりが、
スーパーに寄ったら美味しそうなご飯がいっぱいあったので、
結局ご飯を買って帰ります。
ご飯食べて〜、うだうだのんびりしてから、
前回行けなかったレトロ喫茶店のリベンジに行こうとなりました。
この前行った時、お店は開いてるけど誰もいない〜だったので、
電話して、今から行くと伝えました。
こんにちは〜〜。
暑い。。クーラーも電気もついてないよ〜。
でも、間違いなく営業中。
マスターは兄の同級生のお父様。
お年は70代。おしゃべりもまだまだ健在です。
初めての私たちにも全然気負いなく、
さりげない気遣いしながら、
自分の筋の通った話し方。。すごいなぁ〜〜。
同じサービス業をしている身として、本当にかっこいいなぁと思いました。
電気をつけてもらって、店内の様子をパチリパチリ。
何処を切り取っても歴史を感じて、感動〜。
息子さん、ついでくれたらいいのに〜〜〜、こんなにいいお店なくなって欲しくない
な〜。
このお店の地区は元々は花街。
今でも飲み屋さんが軒を連ねます。
その建物跡を買い取って、喫茶店を始められたのだそう。おっちゃん20代。
当時の華やかな写真も見せてもらいました。当時は美容室も経営されてたそう。
喫茶店のウェイトレスさんが、その後のホステスさんの始まりなんですね。
おっちゃん、
僕は店の女の子には絶対手を出さんかった、あんなもん出したらアホや、商売にならへん。それでいっぱい失敗したやつ見てきたからな〜。
熱く語るおっちゃん。兄はウンウン言いつつ、めちゃ出来上がってます
(朝から飲んでますので)
戦後、この辺りで荷台引いて商売してた人がいっぱいいたお話も聞いて、、(闇市)
多分、その商売していた中にうちのおばあちゃんもいたはず。
長男が昔おばあちゃんから聞いた話と状況が合う。。
おばあちゃんは生きるためにいろんなことやってきた強い人だった。
当時はまだ盛んだった、みかじめ料のお話も、いろいろ教えてもらいました。
みんな生き抜いてきたんですね。
うちのお父ちゃんも毛皮のコートを買わされてたなぁ。
断れなかったんでしょうねぇ。
でもそのおかげか、うちの喫茶店はややこしいことは聞いたことがなかったな。
みかじめ料を払うかわりに、他の組から守ってやる。。という名目だったそう。
今はもう、そういう人たちはいらっしゃらないそうです。
大学で社会学を教えておられる先生から、
怖い人たちがいることもある意味必要で、
外国の無秩序な怖い人が入ってこなかったり、
その世界はその世界の秩序が守られてるというお話を聞きました。
本当に、どんなことも、意味があるのですね。
なんか、おっちゃん、めっちゃかっこよく見えてきた〜。
そんな時代をくぐり抜けてきた歴史がこのお店にはあるのだと思うと、
感慨深かったです。なんか朝ドラできそう〜。
戦後を生き抜いた人々の力って本当に素晴らしいですね。
レトロ喫茶店を守る会みたいなのあったらいいのになぁ〜〜。
うちの両親がしていた喫茶店にも、いろいろ歴史があったのだろうな〜。
ほんまにもっともっと話を聞いておけばよかったな。。
私も実家にいたら、喫茶店、継いでたかもなぁ。
おっちゃん、
あ〜本当に、勿体無い〜。ずっとやってほしい〜。
でも、おっちゃんがいてこその、このお店の味なんだろうな。
京都に帰る前に
3人でハスラーちゃんと一緒にパチリ。
自撮り棒、やっと日の目を見ました。
ずっと持ってるのに、出かけるときに持って行くの忘れて、いつも使えずにいました。
本当便利〜。
しかしお兄ちゃん、めちゃ細い〜。おじいちゃんにそっくりの耳。
私ら、でかっ。
今度帰るまでに、もうちょっとスリムになっている予定ですよ〜。
また帰るね〜〜。ありがとう〜〜。
夕日の虹に見守られて。。
ずっと家を守ってくれる兄にもいっぱいの感謝です。
とっても良い初盆を過ごせました。
そしてそして。。
リリィ初のシッターさんとのお留守番編へ続く。。。(^m^)